2011 / 熱海観光案内所
Tourist Facility
静岡県の熱海駅に付帯する観光案内所。熱海駅は2013年度新駅が竣工予定となっている。それにあたって駅内テナントは幾度か仮の建物へ移動する。今回計画するのは、一次仮建物内におけるテナント移設。
勿論、2年もしないうちに取り壊すため予算も非常に限られる。とは言え、観光案内所というのは、観光に来る人にとっては、かけがえの無い場所にもなりかねない。人によっては、その観光地に人生で一度きりしか訪れない可能性がある。そんな心に残る思い出のワンシーンを案内すると考えると、空間のアイデンティティ、すなわち、室礼は必要である。
今回、床壁天井という建築仕上げはディベロッパー仕様により決定されており、そうなると照明と什器でアイデンティティをつくる事になった。照明に関しては、熱海の街並みにも残るレトロなイメージを2800Kの電球色の裸電球タイプの吹きガラスペンダントランプで表現。カウンターは全てシナ合板で製作することで、綺麗なハコの中にレトロ感を散りばめた内装となっている。




