2010 / T-project
Japanese Soba Restaurant and Residence Renovation
体感する贅沢。そば打ちの音を耳で聞いて、そばの彩りを目で楽しみ、香りを嗅いで、箸で重さを感じ、器の感触に触れ、口で味わう。五感で頂くという最高の贅沢。谷崎潤一郎はこう述べた。「蝋燭の灯のもとでの、漆器の椀物の底が暗い程、旨く感じる。」「綺麗すぎるものより苔が生えたくらいのほうが、日本情緒の奥ゆかしさを感じる。」「古い日本家屋や寺社仏閣に入ったとき、なんとなく落ち着く。」体感する、懐かしい、などといった第六感のような感覚。それを造るためには、自然を生かすということ。そして、生の蕎麦すなわち素材そのものを頂くことを空間にも。それを造るためには、素材を生かすということ。自然と素材。それらを用いて、最大限のおもてなしを実現する。
















